GLOSSARY
スノーボード用語集
板のスペック欄や口コミによく出てくる用語を、板選びの視点でやさしく解説します。 より詳しい選び方は 初心者ガイド もあわせてどうぞ。
スペックの基本
- フレックスflex / 硬さ
- 板のしなりやすさ(硬さ)のこと。当サイトでは 1(やわらかい)〜10(かたい)で表します。やわらかい板は低速でも扱いやすく、プレスやグラトリ向き。かたい板は高速でも安定しますが、力がないとしならせにくくなります。詳しくはフレックスの選び方を参照。
- シェイプshape / 形状
- 板を上から見たときの輪郭(ノーズとテールの形の対称性)。左右対称のツイン、前後で差をつけたディレクショナル、その中間のディレクショナルツインがあります。滑る向きの得意・不得意に影響します。
- プロファイルprofile / キャンバー形状 / 反り
- 板を横から見たときの反り(ソール面の接地の仕方)。キャンバー・ロッカー・フラット・ハイブリッドの4系統があり、エッジの掛かりや浮力、逆エッジのしにくさが変わります。違いはキャンバーとロッカーの違いで解説しています。
- 長さ(サイズ)length / size / cm
- 板の全長(cm)。目安は身長マイナス15〜20cm前後ですが、体重・スタイル・板の性格でずらします。短いほど取り回しやすく、長いほど高速安定と浮力が増します。決め方は板の選び方で紹介しています。
プロファイル(反り)
- キャンバーcamber
- 板の中央がアーチ状に持ち上がり、両端が雪面に接するプロファイル。踏み込むと反発(弾き)が返り、エッジがしっかり掛かるため、カービングや高速安定、オーリーの弾きに強いのが特長。反面、低速では逆エッジになりやすく初心者はやや扱いに注意が要ります。キャンバーの板を探す。
- ロッカーrocker / リバースキャンバー
- キャンバーと逆に中央が接地し、両端が反り上がるプロファイル(バナナ状)。浮力が高くパウダーで頭が浮きやすく、エッジが引っかかりにくいので逆エッジしづらく、初心者やグラトリでも扱いやすい。高速域では安定感が出にくい傾向。ロッカーの板を探す。
- フラットflat / ゼロキャンバー
- 中央がほぼ平ら(接地面がフラット)なプロファイル。キャンバーの安定感とロッカーの扱いやすさの中間で、素直な操作感。プレスもしやすく、オールラウンドに使えます。フラットの板を探す。
- ハイブリッドhybrid / キャンバー/ロッカー複合
- キャンバーとロッカーを1本の中で組み合わせたプロファイル。足下キャンバー+ノーズ/テールロッカーなど配置は様々で、「エッジグリップ」と「浮力・扱いやすさ」を両立させる狙い。現在の多くのモデルが採用しています。ハイブリッドの板を探す。
シェイプ(形状)
- ツインtwin / トゥルーツイン
- ノーズとテールが左右対称のシェイプ。前後どちらの向きでも同じ感覚で滑れるため、スイッチ(逆足)を多用するパーク・グラトリ・フリースタイルに向きます。ツインの板を探す。
- ディレクショナルdirectional / 方向性形状
- ノーズを長く・テールを短くするなど、進行方向に向きを持たせたシェイプ。前向きに滑ったときの安定感と浮力に優れ、カービングやパウダー、フリーライドで好まれます。中間的な性格の「ディレクショナルツイン」もあります。ディレクショナルの板を探す。
板の各部・ジオメトリ
- 有効エッジeffective edge
- エッジのうち、実際に雪面に接して働く長さ。長いほど直進安定性とグリップが増し、短いほど取り回しやすく回旋が軽くなります。同じ全長でもプロファイルやシェイプで有効エッジは変わります。
- セットバックsetback / スタンスセットバック
- 板の中心よりも後ろ側にスタンス(両足の中心)を寄せて取り付ける量(mm)。後ろ足寄りにすることでノーズが長くなり、パウダーでの浮力と前向きの安定が増します。ディレクショナル形状の板はあらかじめセットバックが付いていることが多いです。
- サイドカーブ(サイドカット)sidecut / サイドカットradius
- 板の側面が描く弧のこと。半径(ラディウス)が小さいほど小回りが利き、大きいほど大きな弧で高速のカービングが安定します。ターンの弧の大きさに直結する要素です。
- ノーズ / テールnose / tail / キック
- 板の先端(進行方向側)がノーズ、後端がテール。反り上がった部分の高さや長さ(キック)が、浮力・プレスのしやすさ・弾きに影響します。ツインは前後同寸、ディレクショナルはノーズが長めです。